デジタルによる音楽制作には「トラック数」という言葉があります。ようするに「何種類の音を重ねるか、使うか」とほぼ同義になるわけですが、少なすぎるとあっさりして、多すぎるとカオスです。

わたしの場合、多くて70トラックほどの曲も書いたことがありますが、今書いている曲はせいぜい20トラックほどになりそうです。シンプルなので、ひとつひとつのトラック――とくにボーカル、コーラスを丁寧に仕上げたいなと思っています。

効果音といって、ほんの少しだけとか、一箇所だけ、乗せる音もあります。
これもまた、楽しい。
乗せたら心地よさ、倍増！　という効果音を見つけられたときは、とてもうれしいです🌸

音楽は数学と感性の産物だと思っています。今ある「ドレミファソラシド」の音階になるまでの歴史なども、考えるだけでワクワクします。ピタゴラスからはじまるその哲学が好きなんです。

いろいろなクリエイティブをしてきたし、今もそれらが好きですが、なんだかんだで、音楽制作と歌うことが性に合っているなぁと思う、今日この頃です。

ありす