今、蓮の花をモチーフに短い歌を書いています。
歌ものの曲をつくるときは、メロディをさきに書くのか、歌詞をさきに書くのか、そのやり方はさまざまですが、わたしの場合は日本語の歌ならば、さきに歌詞を書くのが好みです。うまれた歌詞の中にはすでにメロディが内在しているので、メロディづくりの悩みが軽減するからです笑。

ライトランゲージという「光の言語」で歌うときは、即興で歌詞がうまれるので、メロディを書くことに、しばしば時間がかかります。これだ、という自分のこころに響くメロディと出会うことは、よろこびであり、出会うまでの時間は苦しみでもあります。

ましてや、現代の音楽において「いいメロディ」というのは、パターンなので、既存のメロディに似ないように気をつけつつ、琴線に響く流れ（旋律）に辿りつくのは、正直簡単ではありません。楽しいのですけれどね。

メロディを書くことは、蓮の花が咲くことに似ているのかもしれません。
たくさんのボツという泥の中から、すっと立ち上がり、輝くメロディという花。

これからも、そんな輝くメロディとの出会いを、楽しみたいと思います。

ありす